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自分でシロアリ駆除をする方法とポイントをシロアリ駆除のプロが徹底解説

自分で行うシロアリ駆除の方法を探していませんか?

シロアリ駆除は、専門業者に依頼するのが一番ですが、相場は10万円前後と安くはありません。

もし費用を抑えたいなら、DIYでシロアリ駆除をするのが一番でしょう。

シロアリ駆除の方法は、シロアリを見極める、シロアリに応じた工事、5年ごとの予防工事が基本的な流れです。

記事では、自分でするシロアリ駆除の方法について詳しく解説します。

ぜひ参考にして、シロアリ駆除にトライしてみてください。

それではさっそく見ていきましょう!

まずは敵となるシロアリについて知る

シロアリは家を食べる恐ろしい害虫であり、被害をそのままにしておくと住宅が倒れてしまうリスクさえあります。

阪神淡路大震災で、倒壊した住宅のほとんどがシロアリ被害を受けていたことは有名。

地震や台風などの自然災害が多い日本では、シロアリ駆除は避けては通れません。

あなたも、自宅で発見したシロアリを駆除しようと考えていることでしょう。

しかし、シロアリの種類によって対策は異なるので、まずはシロアリについて知ることが重要です。

ここからは、主となるシロアリ2種類について解説します。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは、北海道北部を除く日本全国に生息しているシロアリです。

シロアリ被害の8~9割はヤマトシロアリが占めると言われているほど。

東日本に住む方は、ヤマトシロアリの被害を受けることが多いでしょう。

というのも、東日本はイエシロアリという種類のシロアリが、あまり生息していないからです。

ヤマトシロアリで知っておきたいことは、エサ場が巣になるということ。

被害を受けている場所が、巣になっている可能性が高いため、比較的早めに駆除を行えます。

また、エサ場の環境が悪くなると、コロニーで新たなエサ場を求め移動するのです。

湿潤な場所を好むため、湿り腐りかけた木材や土中にいることが多いです。

主に住宅下部を侵食します。

イエシロアリ

駆除が難しくなるのがイエシロアリです。

西日本、特に海岸沿いの温暖な気候を好むため、四国や九州などに生息しています。

イエシロアリは、数十万から100万匹の巨大なコロニーで行動します。

そのため、被害を受けるスピードも早く、住宅全体に大きな被害を及ぼすのです。

土中に巨大な巣をつくり、そこから蟻道を伸ばし、住宅に侵入します。

イエシロアリのキーワードは全滅です。

100万匹のうち99万匹駆除したとしても、1万匹残っていれば、住宅は被害を受け続けます。

そのため、全滅させるまで徹底的に駆除をしなければいけません。

イエシロアリは、水を運べるため、乾燥した木材でも湿らせながら食します。

ヤマトシロアリとイエシロアリの見分け方

基本的に、東日本に住む方でシロアリを確認できた方は、ヤマトシロアリの仕業と考えていいでしょう。

ただ、最近はイエシロアリの分布も広まりつつあるので、もしかしたら東日本でも被害を受けるかもしれません。

ヤマトシロアリとイエシロアリの見分けは、働きアリでは難しいため、兵アリで行います。

以下が各兵アリの特徴です。

・ヤマトシロアリ
大きさは3.5㎜~6㎜ほどで、頭部は細長い円形状です。

頭部から乳白色の液は出しません。

・イエシロアリ
大きさは4㎜~6.5㎜ほどで、頭部は卵方です。

また、頭部から乳白色の液を出します。

シロアリを見つけたときに、絶対にしてはいけない1つのこと

シロアリを浴室で発見したとき、あなたならどうするでしょうか?

多くの方は、殺虫剤でシロアリを退治することでしょう。

しかし、それは間違いです。

シロアリ駆除において、殺虫剤は絶対に使用してはいけません。

殺虫剤を使用することで、見えているシロアリは退治できますが、その他にもシロアリはいると考えるべきです。

シロアリが嫌う成分を含む殺虫剤を使用することで、シロアリが分散するリスクがあります。

種類を問わず、シロアリは全滅させなければいけません。

シロアリを分散させることで、被害範囲並びに駆除範囲が広まるのは言うまでもありませんよね。

では、シロアリを発見したらどうするべきなのでしょうか?

おすすめなのが、掃除機で吸引する方法です。

シロアリは1つの穴から出てくることが多いため、シロアリが集まっている部分を中心に、掃除機で吸引しましょう。

シロアリ駆除の基本処理

シロアリ駆除の方法は、主にベイト工法とバリア工法に分けられます。

それぞれのやり方とメリット・デメリットは後ほど解説するとして、ここからは基本処理を紹介します。

基本処理を知ることで、DIYでのシロアリ駆除に成功する確率が高まります。

土壌処理

シロアリは土の中を通って、あなたの住宅に侵入します。

例え、住宅に侵入したシロアリを全滅させたとしても、他の巣にいるシロアリが再び侵入する可能性はあるでしょう。

その侵入通路を断つために行うのが、土壌処理です。

土壌処理の目的は、シロアリの駆除と予防。

建物の床下の土壌や基礎部分、束石、そしてシロアリが通過する可能性のある場所に、土壌処理用の薬剤をまきます。

薬剤が土壌に沈み込み、シロアリが通過できない層を形成するのです。

最近では、土壌の水分蒸散防止をするために、シート工法なども使われています。

シロアリの侵入を予防するには、最も効果のある処理方法です。

自分で作業するとなると、床下へもぐったり、床へ穴をあけたりするなど、様々な処理を行う必要があります。

木部処理

シロアリの大好物である木材に薬剤をまく処理です。

木部処理をすることで、シロアリ駆除と被害が広まるのを防ぐ効果があります。

基本的には、専用の噴霧器で薬剤を木材の表面にかけますが、刷毛等で塗布する方法もしくは木材に薬液を注入する方法もあります。

薬剤をかける場所は、地面から1m以内の木材、浴室や洗面所など水回り部分の木材。

木部処理に限りませんが、シロアリ駆除では1㎜でも、薬剤をかけていなければ失敗に終わります。

その1㎜の部分にシロアリが集まり、被害は拡大するのです。

そのため、丁寧な作業が必要となるでしょう。

バリア工法のやり方とメリット・デメリット

バリア工法とは、薬剤をまいてシロアリの駆除を行う工法です。

簡単に言えば、先ほど説明した土壌処理と木部処理の組み合わせですね。

バリア工法が効果的なのは、ヤマトシロアリです。

バリア工法では、コロニー自体を攻撃できないため、被害部分から離れた場所に巣をつくるイエシロアリには対応できません。

ただ、被害部分に巣をつくるヤマトシロアリには非常に効果的です。

被害部分が少なければ、1時間もせずに終了する場合があります。

それでは、具体的な駆除の仕方とメリット・デメリットを見ていきましょう。

バリア工法のやり方

バリア工法では、床下に潜ることが必須です。

ホコリや薬剤などで汚れるため、以下の服装が必須となります。

【必要な洋服】

・汚れてもいいツナギ
・運動靴
・防毒マスク
・防護メガネ
・防護頭巾
・手袋
・懐中電灯

ツナギの代わりに、長袖や長ズボンでもいいですが、ツナギの方が便利です。

床下は動きが制限されるうえに、真っ暗なので、頭に巻き付けるタイプの懐中電灯を用意しましょう。

実際に床下に潜ると、専用の薬剤を詰めた噴霧器で、木材や土壌に薬剤をまきます。

被害が大きいようなら、木材に穴をあけて、薬剤を注入しましょう。

柱の継ぎ目やひび割れがある場所、そして水回りは重点的に薬剤をかけます。

ポイントは、木部の表面にむらなく薬剤をふきかけることです。

繰り返しになりますが、1㎜でも隙間があると、その部分をシロアリは浸食します。

木部処理が終わると、次は土壌処理です。

土壌処理もまた、噴霧器でむらのないように薬剤をまきます。

特に、基礎や水回り周辺、通気口周辺などは重点的にかけてください。

木部処理と土壌処理で終了といきたいところですが、最後に基礎の外周にも薬剤をふきかけるのがおすすめです。

バリア工法のメリット

バリア工法のメリットは主に2つです。

1つ目が効果に即効性があること。

シロアリと巣を直接攻撃できるため、数時間内でシロアリ駆除が完了します。

また、多くの薬剤には防腐効果があるため、床下木材の腐食を予防できるのです。

2つ目のメリットは、予算が比較的安いこと。

短時間で終わり、薬剤の量もそれほど多くはないため、業者に依頼しても割安ですみます。

バリア工法のデメリット

バリア工法のデメリットは、やはり薬剤を使用することです。

現在使用される薬剤は、一昔前のものとは異なり、安全性は高いと言われています。

それでも、人間やペットに健康被害が生じるリスクは少なからずあるのです。

工事が終了した後は、必ず徹底的に喚起を行いましょう。

また、薬剤をまいた部分にしか効果は出ないというデメリットもあります。

完璧に下部の処理をしたとしても、屋根裏に侵入していれば、シロアリ駆除は失敗です。

さらに言うと、完璧に行う必要があるため、素人が行うには難しいでしょう。

業者が保証期間を設けているのも、完璧にバリア工法でシロアリ駆除を行うのが難しいからです。

ベイト工法のやり方とメリット・デメリット

ベイト工法とは、薬剤をまかずにシロアリを駆除する方法です。

シロアリの好きなエサに薬剤を混ぜ込み、シロアリに巣まで運ばせます。

そのエサを全てのシロアリに食べさせることで、巣にいるシロアリを全滅させるのが狙いです。

そのため、ベイト工法はイエシロアリを駆除するときに使用されます。

ベイト工法では、何十万頭というシロアリを全滅させるため、長期戦となります。

しかし、基本的な駆除自体はバリア工法よりも簡単です。

ベイト工法のやり方

ベイト工法を実施する前、まずはシロアリが発生している場所を調査しなければいけません。

イエシロアリは広範囲に被害を及ぼすため、住宅のほか、住宅の周辺もしっかりと確認しましょう。

事前調査が成功のカギを握ります。

シロアリの発生場所を見つけたら、そこにエサの入った器を置いて、シロアリが本当に来るのかどうか確認しましょう。

シロアリの確認ができると、発生場所にヘイト剤を設置します。

ベイト剤を仕掛けると、あとはシロアリがエサを運んでくれるのを待つだけです。

適切な位置にセットできていれば、約1~2か月後には巣ごと死滅します。

時間こそかかりますが、ベイト剤を仕掛けている間に、住宅被害を受けることはありません。

しばらくの間、シロアリが確認できなければ、ベイト剤の設置を止めます。

ベイト工法のメリット

ベイト工法のメリットは、強力な薬剤を使用しないことにあります。

そのため、お子さまやペットがいる方、そして植物を枯らしたくない方にぴったりの工法です。

また、駆除が比較的簡単というメリットも挙げられます。

最も手間がかかるのは、シロアリの発生場所を見つけること。

一度見つけさえすれば、ベイト剤を設置して待つだけです。

大きな手間がかからなければ、高度な技術も必要ありませんよね。

ベイト工法のデメリット

ベイト工法のデメリットは2つあります。

1つ目は効果に即効性がないということ。

ベイト工法でのシロアリ駆除は長期戦になるため、ベイト剤を仕掛けてすぐにシロアリがいなくなるというわけではありません。

季節や家の大きさなどにもよりますが、平均で約1~2か月はかかります。

もう1つのデメリットは、ベイト剤の定期的な点検と管理が必要となること。

ベイト剤の量が少なくなると、補充しなければいけません。

この点検・管理が面倒だと感じる方もいるでしょう。

また、費用もバリア工法より高くなります。

シロアリ駆除は1回で終わりじゃない!

無事にシロアリを退治できたら一安心したいところ。

しかし、シロアリ駆除は1回では終わらないのです。

当然ではありますが、再びシロアリが発生したら、もう一度駆除を行う必要があります。

また、シロアリ駆除に使用される薬剤は、5年で効力が切れるという特徴があるのです。

薬剤はまかれた瞬間から、効力を失いはじめ、5年後にはシロアリが再び侵入できます。

そのため、駆除に成功したとしても、5年後には再び薬剤をまいて予防しましょう。

実際に、シロアリの再発率は高いと専門家は口をそろえて言います。

住宅を完全に守るためには、5年ごとのシロアリ工事は必須です。

シロアリ駆除の道具はどこで揃える?

シロアリ駆除の道具は、ネットサイトやホームセンターなどで揃えることができます。

薬剤もまた、プロが使用するものが市販で販売されているので、道具集めで苦労することはないでしょう。

あえておすすめの道具調達場を紹介するなら、ネットレンタルです。

調べてみると分かりますが、1万円からシロアリ駆除セットのレンタルを行っている業者がいくつかあります。

シロアリ駆除キットをレンタルすると、必要な薬剤から噴霧器まで、シロアリ駆除に必要なアイテムが割安で揃います。

値段や利便性を考えると、レンタルが一番だと思われます。

自分で購入するメリットは、これから何度も自身でシロアリ駆除ができるようになることです。

前の項で述べたように、シロアリ駆除は5年ごとに行うのが望ましいです。

住宅との付き合いは長くなるため、本気でシロアリ駆除について学んで、道具を購入してみるのもいいでしょう。

おすすめは専門業者に依頼すること

ここまでDIYでのシロアリ駆除方法を紹介しました。

しかし、おすすめはやはり専門業者に依頼することです。

読む分には簡単に思えるかもしれませんが、実際に行うとなると大きくてこずるでしょう。

特に、バリア工法は技術だけではなく、体力も必要となります。

シロアリが発生する時期は、湿度も高く暑いです。

頭の上から足の先まで完全防備して、床下で作業すると熱中症になるリスクがあります。

何よりも、専門業者に駆除をしてもらった方が確実です。

多くの業者は、施行から5年間の無料保証を提供しています。

つまり、5年以内に再びシロアリが発生した場合は、無料で再駆除を行ってくれるのです。

安い費用ではありませんが、時間と労力、そして住宅の安全性を確保できると考えれば、高い買い物ではないと思いませんか?

もちろん、自分でシロアリ駆除を実施しても構いません。

業者に依頼するよりも、ずっと低価格で実施できます。

しかし、少しでも不安があったり、自分での駆除に失敗したりした方は、専門業者に依頼するようにしてください。

あくまでも素人のシロアリ駆除は、被害の進行を遅らせる一時的なものと考えた方がいいでしょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

もう一度まとめると、シロアリ駆除の方法は以下の通りです。

・シロアリの種類を見分ける
・種類に応じた駆除方法を
・5年ごとの工事で予防

自分でシロアリ駆除に成功すれば、費用を大きく抑えられます。

しかし、高度な技術が必要なので、専門業者に依頼した方がいいかもしれません。

見積もりは無料で行ってもらえるので、まずは複数業者に見積もり依頼を出してください。

そして、見積もりを比較し、自分で行うのかどうかを決めると良いですね。