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シロアリ駆除の必要性とは?発見時の対処法から業者の選び方まで

シロアリを見つけたけど、

・駆除するべき?
・放っておいてもいいんじゃない?
・駆除費用も高そうだし

などと思っていませんか?

シロアリは家を食べ続け、家の寿命を短くすれば、思わぬ被害をもたらす可能性があります。

阪神淡路大震災では、シロアリ被害ありと診断された家の9割が倒壊しているのです。

地震や台風の多い日本に住む以上、シロアリ被害を放っておいてはいけません。

記事では、シロアリを見つけたときの対処法と予防法、シロアリ駆除の必要性、業者の選び方まで解説します。

ぜひ記事を参考にして、適切な対応ができるようになってください。

それではさっそく見ていきましょう!

シロアリを見つけたら、どうするべき?

この記事を読んでいる方の中には、シロアリを発見してどうしようかと悩んでいる方がいるはずです。

そんな方のために、まずはシロアリを見つけたときの対処法を紹介します。

絶対に避けて頂きたいのは、殺虫剤を使用すること。

殺虫剤でシロアリを駆除することは可能ですが、シロアリは数百、時には何万頭で行動します。

殺虫剤にはシロアリが嫌う成分が含まれており、始末しきれなかったシロアリが分散する可能性が高くあるのです。

シロアリが分散してしまうと、その後の駆除が難しくなるため、殺虫剤はかけないでください。

では、どうすればいいのかというと、落ち着くことです。

シロアリを発見したからと言って、すぐに家に深刻な被害が出るとは限りません。

幸いなことに、被害の進行スピードは遅いです。

そのため、この記事を読んでから、シロアリ駆除の必要性を理解してください。

記事後半では、業者選びも紹介するので、それから業者に相談するようにしましょう。

シロアリ駆除は家を守るために必要

突然ですが、シロアリと聞いて何を思い浮かべますか?

多くの方が、木を食べるアリの一種と考えるはずです。

でも、シロアリは木材だけではなく、瓦礫やコンクリートなども食べてしまいます。

極端な話ですが、シロアリは家を丸々食べることができるのです。

そんなシロアリは日本全国どこにでも住んでおり、日本で住宅を構える限り、シロアリ被害のリスクは常に付きまといます。

特に、住宅被害を及ぼすのはイエシロアリとヤマトシロアリ。

各シロアリの特徴は以下の通りです。

【イエシロアリ】

海岸線に沿った温暖な気候を好むため、西日本を中心に生息します。

100万頭以上で行動することもあり、床下だけではなく、建物全体に速いスピードで危害を及ぼすのです。

そのため、巣に生息するイエシロアリを全滅させる必要があります。

【ヤマトシロアリ】

北海道北部を除く全域に生息するシロアリ。

イエシロアリほどではありませんが、集団で行動するのを好みます。

加害場所に巣をつくるため、加害場所に薬剤をまくだけで退治可能です。

被害スピードは比較的遅め。

日本の住宅の多くは木材が使用されています。

コンクリートや鉄骨住宅では、主要構造は被害を受ける確率が低いですが、木材を使用している部分は被害を受けます。

シロアリは家を支える木材などを食べるため、台風や地震といった自然災害が起きたとき、思わぬ大被害を受けるリスクがあるのです。

シロアリをそのままにしておくと、住宅の老朽化が速いスピードで進み、大規模な修繕工事が必要となります。

だからこそ、シロアリを見つけたら、シロアリ駆除を行う必要があるのです。

シロアリ駆除とは、家を守ることであり、さらに言えば家の住民を守ることにつながります。

築25年以上だと5棟に1棟がシロアリ被害を受けている

もしかしたら、「まだ新しいから私の家は大丈夫!」と考えている方もいるのではないでしょうか?

確かに、新築であるほどシロアリ被害が発生する確率は低くなります。

しかし、「日本長期住宅メンテナンス有限責任事業」が行った調査によると、以下のような結果が判明しています。

【築年数別シロアリ害発生率】
・0~4年:0%
・5~9年:4.9%
・10~14年:6.0%
・15~19年:12.9%
・20~24年:14.1%
・25~29年:18.5%

築年数が25年になると、シロアリ被害が起きる確率は約20%にもなります。

これは、5棟に1棟がシロアリ被害を受けるということです。

どうですか、意外と多いですよね?

また、5年目からは少なからずシロアリのリスクが出てきます。

シロアリは一度発生すると、完璧に退治するまで、住宅をむしばみ続けます。

日常生活では見えないところに潜むため、築年数5年以降の方は、一度検査だけしてもらうのもおすすめです。

ちなみにですが、以下の症状が現れたとき、シロアリ被害を受けている可能性が高いです。

【シロアリ被害チェックリスト】
・羽ありが飛んでいるのを見かけた
・近所でシロアリ被害があった
・床にしずみやきしみがある
・住宅が湿気っぽい
・水漏れ跡がある

シロアリ駆除は5年ごとに行う必要性がある

公益社団法人しろあり対策協会によると、シロアリ駆除は5年ごとに行うのが推奨されています。

その理由は、シロアリ対策で使用される薬剤は、5年後には効力を完全に失ってしまうからです。

5年目から効力を失い始めるとよく誤解されますが、そうではなくて5年目に効力を失ってしまいます。

前の項で紹介した調査でも、築年数20年から30年経過した住宅での、シロアリ被害は再発が多いと考えられています。

実際に多くの専門家は、一度被害を受けた住宅は、再発率が高いと考えているのです。

再三にわたるシロアリ被害を防ぐためにも、5年ごとに薬剤をかけるのがおすすめ。

新居を建てられた方も、5年目には予防の意味で薬剤をまくようにするといいですね。

最も必要性があるのはシロアリ予防!

シロアリが出た人も、そうじゃない人も必要なのがシロアリ予防です。

せっかく新築を建てても、予防していなければ、いずれシロアリに侵入されてしまいます。

ここからは、特別な道具もいらない今からできるシロアリ予防を紹介しましょう。

とっても簡単なので、ぜひ実施してみてください。

1.基礎の通気口を塞がない

建物の基礎とは、地盤と建物をつなぐ構造部分のことです。

基礎の周囲には通気口がありますが、多くの住宅は植物や物で通気口を塞いでしまっています。

基礎は地面の湿気から建物を守る役割がありますが、通気口が塞がれると湿気は溜まるばかり。

シロアリは暗所と湿気のある所が大好きなので、通気口が塞がるだけでシロアリ発生率がグッと高まるのです。

可能な限り、通気口を塞がないように植物などは置きましょう。

2.シロアリの大好物を排除する

シロアリの大好物は死んだ木材です。

切り株やウッドデッキ、木材、段ボールさえも好んで食べるんですよ。

そんな死んだ木材を、お庭に置いていないでしょうか?

いつか捨てようと思っていた段ボールが、シロアリを集める原因となります。

不必要な木材は処分するようにしましょう。

もし保管しておく場合は、地面から離すようにしてください。

3.日あたりを良くする

シロアリは、湿度が低くて、日がよく当たるところを嫌います。

この性質を利用して、とにかくシロアリが嫌いな環境を作ることが重要です。

基礎の周りに物を置くのはやめて、たっぷりと日の光を当ててやります。

また、日光が当たらない箇所こそ、荷物を置くのを止めて風通しを良くすることです。

ただ、これらの予防をしてもシロアリは完全に防げません。

そのため、5年ごとの予防工事は必須でしょう。

シロアリ駆除の依頼は業者が一番!

シロアリが発生したとき、考えられる駆除の方法は以下の通りです。

・専門業者に依頼
・しろあり対策協会に相談
・住宅メーカーや工務店に相談
・自分で駆除をする

結論から言うと、一番おすすめなのが専門業者に依頼することです。

シロアリ駆除のためには、法律で資格取得などが義務付けられていないため、誰でも業者と名乗れます。

よくあるのが、大工がシロアリ駆除を行うケースです。

しかし、シロアリ駆除というのは高い知識と技術が求められます。

1㎜でも薬剤をかけていなければ、そこにシロアリが集まり、被害を拡大させるのです。

だからこそ、シロアリ駆除は熟練の職人に行ってもらうべき。

経験のない人物に任せるよりも、確実に専門知識のある業者に依頼するのがおすすめです。

シロアリ駆除の相場は10万円前後!業者規模によって値段は異なる?

専門業者に依頼するのが一番と分かれば、次に気になるのは費用相場ですよね。

依頼する業者や使用する薬剤、工法、被害状況などで値段は変わりますが、基本的には10万円前後が相場です。

日本しろあり対策協会は、1㎡あたり約3,000円が基準と出していました。

相場よりも高すぎる業者はもちろん、低すぎる業者にも注意が必要です。

価格の安すぎる業者は、薬剤を薄めて使用したり、低品質の工事を施工したりするリスクがあります。

ここからは、シロアリ駆除業者別の相場について紹介しましょう。

大手シロアリ駆除業者

大手シロアリ駆除業者は、全国各地に展開しており、実績や経験も十分です。

業者選びで迷ったら、大手シロアリ業者に依頼するのもいいでしょう。

ただし、大手は人件費や広告費などのコストがかかっているため、相場は1坪当たり1万円と平均よりも高めです。

これはJA(農業協同組合)も同じ。

JAは業者に仕事を紹介する仲介人としての働きがあり、業者はJAに手数料を支払う必要があります。

そのため、平均相場は1坪当たり1万円を少し超えてきます。

地元密着型のシロアリ駆除業者

コストを抑えつつ、質の高いシロアリ業者に依頼したければ、地域密着型がおすすめです。

地域密着型なので、その土地の特徴を知っていれば、価格設定も柔軟に対応しています。

デメリットとしては、優良業者を見つけるのは難しいということ。

なかには、専門知識を持たない大工などに施行させるところもあります。

また、倒産リスクが高いため、必ずしも保証を得られるとは限りません。

相場は1坪当たり6,500円から9,000円と割安。

優良業者を見つけられれば、強くおすすめできます。

単位は絶対に要チェック!

公式サイトや見積書を見るとき、坪単価なのか、平米単価なのか確認してください。

よくあるのが、1㎡あたり1,000~1,500円というメッセージ。

一見すると、とても安いように思われますよね。

でも、1坪は3.3㎡なので、坪単価に直すとそれほどお得感は出ないのです。

例えば、1㎡あたり1,300円だと安く感じますが、これを坪単価に直すと1坪当たり3,900円となってしまいます。

シンプルなトリックだからこそ引っかかりやすいです。

業者選びをする際は、坪単価なら坪単価、平米単価なら平米単価と、必ず単位を統一させてください。

計算方法は以下の通りです。

・坪単価から平米単価:坪単価÷3.3
・平米単価から坪単価:平米単価×3.3

優良シロアリ駆除業者の選び方

ここまで読んでいただくと、シロアリ駆除の必要性が分かって頂けたと思います。

今すぐにでも業者に依頼したい方が多いでしょうが、まずは業者の選び方を学びましょう。

むやみに依頼しても、悪質な業者にあたる可能性が高いです。

ここからは、最低限押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

1.公式サイトで実績と創業年数をチェック

ネットを利用すれば、シロアリ駆除業者の口コミや評判が見られます。

それらを参考にするのも良いですが、誰が書いたのか分からないという不透明性があります。

最もおすすめの情報源は、業者の公式サイトです。

チェックポイントは以下の2つ。

・実績
・創業年

シロアリ駆除業者において、実績は信頼の証です。

単純に実績数が多いほど、売り上げが多ければ、経験も豊富だと判断できます。

特に、注目していただきたいのが法人への実績があるかどうか。

公共物や企業へのシロアリ駆除経験があると、大きなプラス材料となります。

シロアリ駆除業界は入れ替わりが激しく、すぐに撤退するところが多いです。

そんな業界の中で、何十年も活動しているところは、やはり信頼感があります。

長年の経験で得たノウハウや技術もあるので、老舗と言われる業者はおすすめです。

2.資格取得者数をチェック

先にも述べましたが、シロアリ業者は資格義務などがないため、誰でもなれます。

しかし、シロアリ駆除に関する資格はあるのです。

その資格こそが、日本しろあり対策協会が認定する「しろあり防除施行士」。

この資格を保有している方は、シロアリ駆除に関する知識と技術があると言えます。

また、業者は審査を通過すれば、しろあり対策協会に加入できます。

協会に加入していなくとも優良な業者はありますが、しろあり対策協会に加入している業者に依頼した方がいいかもしれません。

公式サイトや見積書に資格保有者の有無は記載されており、しろあり対策協会の公式サイトで会員を確認できます。

3.成功のカギは見積もり比較にあり!

シロアリ業者選びで、絶対に行っていただきたいのが複数業者の比較です。

業者によって費用や保証内容、用いる薬剤などが異なります。

そのため、いくつかの業者に目星をつけたら、無料見積もりを行ってもらいましょう。

見積書を貰って、初めて正確な業者比較ができます。

例えば、費用に業者の交通費が含まれているところがあれば、風呂場の工事は別料金のところもあるのです。

また、見積書の中に坪単価と平米単価が混じっていれば、統一するのを忘れないでくださいね。

まずは、先ほど紹介した2つのポイントを意識して、いくつかの業者に目星をつけましょう。

そして、無料見積もりの比較を行って、依頼先を決めるのです。

これが最も効率のいい優良業者の見つけ方でしょう。

シロアリ駆除の必要性まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます!

シロアリ駆除の必要性は、住宅と家族を守るためです。

被害進行スピードは遅めですが、放っておくと、後々の駆除・修繕費用が高額になります。

そのため、可能な限り早めに業者に連絡するのがおすすめです。

また、シロアリ被害は再発率が高いので、5年ごとには予防工事を行ってください。

シロアリは放っておけないので、早めに駆除を行ってはいかがでしょうか。